2016年11月9日水曜日

民主進歩党第17期第13回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は9日第17期第13回中央常務委員会を開催した。国立中興大学国際政治研究所の明彦教授を招いて、「アメリカ大統領選挙の観察と分析」の報告が行われた。報告を聞いた後での蔡英文主席の指示は以下の通り。

蔡明彦教授の今日の観察と分析に感謝します。我々とアメリカの関係は、誰が当選しても、友好と共同の価値観をもとに長い間をかけて打ち立てられてきたことに変わりはありません。我々は民主、自由、人権の価値において共同の信念をもっています。我々はこの地域の安定を守り、経済の繁栄を促進し、国際協力を強化していくうえで、長い間共同の利益を有しています。これはアメリカの政権を問わず、台湾と共有しているコンセンサスであり、選挙によって変わるものではありません。  
われわれは将来の対米関係を信じており、アメリカの選挙期間中、我々は各陣営と密接に連絡を取り合って、多方面で意見交換を進め、互いに関心のある問題について一定の了解を得ています。将来、我々の両国関係は堅実な基礎のもとで、外交、経済貿易、地域安全など、様々な領域で台米関係を深化させていきます。

選挙の結果が与えるかもしれない影響と変化について、私は行政の部門にしっかりと対応を準備するよう指示したところです。

最後に我々は、アメリカのオバマ政府が、これまで台湾に対して様々な議題において、支持と協力をしてくれたことに感謝をします。私は、アメリカは将来も台湾との関係を安定して発展させ、さらに進化させていき、より良好な台米関係を作ってくれるものと信じています。アメリカの今回の選挙の最終結果はまだ出てきませんので、この時点で各候補者の選挙結果に対するコメントは控えたいと思います。

我々はアメリカとの関係は長期間の信頼関係だと思っており、将来もしかすると幾らかの不確定性があるかもしれませんが、このような堅実な基礎に基づいて、我々は双方の安定した関係と全体的なアジア太平洋情勢を維持する能力を持っていると考えています。我々は引き続きアジア太平洋情勢を安定したものにしていきます。
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