2016年11月1日火曜日

国民党と共産党、両党リーダーの会談について


国民党と共産党両党のリーダーが111日に会談した件について、民主進歩党は以下の立場を表明した。

一.民進党は両岸関係の改善と平和的発展へ向かう交流を支持する。また、政府が前提を設けずに中国大陸と対話、協議を行うことを支持する。北京当局は中華民国の存在を正視し、台湾社会が両岸交流を歓迎し、国際社会に参加していきたいという意向を理解するべきである。お互いの政府は知恵と柔軟性を発揮して、今後両岸の異なる立場をウィンウィンの将来へと向かっていけるよう努力するべきである。

二、両岸関係の発展は国民党共産党両党の枠組みから決められるべきではない。また両岸関係を偏狭な「国共化」にしてはいけない。

三、台湾は民主多元的な社会であり、中国大陸は台湾人民が民主制度と価値を堅持していることを正視し、台湾人の将来の前途に対する自由な選択権利を尊重するべきである。


四、「平和協議」は高度に敏感な政治問題に及ぶものであり、その内容は台湾国内の高いコンセンサスが必要である。目下、平和協議を推進していけるような状態にはなっていない。

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