2016年11月11日金曜日

民進党と立法院アシスタントらによる、アメリカ大統領選挙視察成果について。蔡英文:アメリカ大統領に当選したトランプ氏にお祝い申し上げる


民主進歩党国際事務部企画の「2016年民進党と立法院秘書アメリカ大統領選挙視察団」が一昨日、ワシントン開票の夜で伝えたアメリカ大統領選挙の結果について、視察団団長の蔡憲浩は、アメリカ共和党候補者のドナルド・トランプ氏および副総統候補者のマイク・ペンス氏がアメリカの第45代大統領、副大統領に決まったことをお祝いする、と述べた。蔡憲浩団長は、アメリカは成熟した民主主義の大国であり、台湾の国際社会の堅実なパートナーである。蔡英文政権とトランプ新政権が、台湾とアメリカの関係を今後も前進させ、新たな協力関係を作り上げていくことに期待したい、と述べた。 

民進党駐米代表処のマイケル・フォンテ主任は、アメリカ国務省東アジア太平洋局のスーザン・ ソーントン首席副次官補が過日台湾メディアのインタビューで指摘したように、台湾とアメリカの関係はこれまでで最も良い状態であり、双方が各領域で協力をしており、この最良の土台をトランプ政権に移行していけるだろう、と述べた。マイケル・フォンテ主任は、民進党の駐米代表処が成立してから今年でちょうど4年になるが、この4年来、アメリカ政府、国会、シンクタンクと密接に交流し協力と信頼関係を築きあげてきた。代表処は引き続き、民進党が直接、また有効にアメリカの次期政権や立法機関と対話を続けていくため、効果的な橋渡しを務めていく、と述べた。

蔡憲浩団長はまた、台米関係は自由、民主、人権等の共同の価値を基にして、台湾は引き続きアメリカと緊密な協力関係を築いていく。台湾とアメリカは双方の努力により、既に非常に厚い基礎が築きあげられており、引き続きコミュニケーションをとりながら、台湾とアメリカの友好な関係を維持していきたい、と述べた。

また、視察団は既にニューヨークで民主、共和両党の大統領、議会議員選挙本部を訪問し、両党の外交政策に携わっている人たちと話をし、アメリカの選挙事情と結果の分析と見方を把握したところである。ワシントンにおいて両党の国際政党交流を司るアメリカ民主党国際研究所及び共和党国際研究所と話をし、ホワイトハウスとツイン・ オークスおよびアメリカ戦略国際問題研究所、アメリカ進歩センター、アメリカヘリテージ財団等のシンクタンクと会談した。選挙終了後の新しい政府の台湾政策の可能性について、また、台湾とアメリカの関係を深化させるビジョンについての貴重な意見交換を行った。


民進党国際事務部羅致政主任は、民進党はアメリカと引き続き対話をしていくことを希望している。我々は地域の安定を守り、経済を促進繁栄させて国際的な協力を強化していく上で、長い間共同の利益を有している。これは過去アメリカのどの政党であっても変わらないコンセンサスであり、選挙によってこれらが変わると言うことはない。民主進歩党は、双方の関係が既にある基礎に基づいて、引き続き双方の関係と協力を強化していくことを期待している。さらに進んで、地域の安定と台湾・アメリカ両国にウィンウィンの関係を作りだし、多くの貢献をしていくことが出来るだろう、と述べた。

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