2016年11月11日金曜日

国民党記者会見の中傷について。国の外交を争いの材料にするべきではない。


国民党の文化宣伝委員会が11日に開いた記者会見について、民主進歩党の阮昭雄スポークスマンは、この二日間全世界のメディアや政党がアメリカ大統領選挙後の政治経済情勢への影響に注目し、自国がどのように変化に対応していくかということを考えている最中に、台湾の国民党だけが、主席から幹部に至るまで政権与党の攻撃に力を入れている。そして嘘の情報やでっちあげをもとに、でたらめな批判を繰り返している。よくもまあこのようなやり方が出来るものである。国の外交を争いの材料にすると言う事は、非常に不適切なことである。幸いなのは、国民党は既に政権与党でないと言うことである。さもなければこのような態度は国家にどれだけの傷を与えるわからないものである、と述べた。

また、阮昭雄スポークスマンは、長い間政府の国安チームと双方の選挙陣営とは、ヒラリー、トランプ陣営の主要な選挙幹部、外交や国安政策チーム、シンクタンク、及び重要な国会議員らと、積極的に連絡やコミュニケーションとり良好な関係を保ってきた。 同時に政府は両方の陣営に対して様々な関連する重大な政策を提案し、しっかりとした理解を得て、意見交換を行ってきた。例えば10月にトランプ陣営の重要なメンバーである、伝統基金会のエドウィン・フォイルナー氏が訪台し、総統と面会して意見交換を行った。民進党を中傷するために、事実捻じ曲げて、国際的な友人を侮辱するような態度は非常に不可解なことである、と述べた。

国民党が何度も、蔡英文総統が去年総統候補者の身分でアメリカ訪問した、「三匹の子豚」貯金箱をヒラリーに渡して祝福したのではないか、と疑っているが、この件について、その時の蔡総統の身分は候補者であって、政府を代表しているものでは無かった。ヒラリー氏も当時はまだ正式に指名を獲得していなかった時である。よってそれは普通の祝福の気持ちであり、礼儀であって、何も不思議なことではない。ヒラリー氏の当選にかけたという言う方は全くおかしなことである、と述べた。 


阮昭雄スポークスマンは、台湾や政権にとって言えば、我々の国家の利益は、最後にアメリカの大統領に誰が選出されるか、ということではなく、誰が当選しても、我々はしっかりと準備していくということである。これが政府の態度であり、博打などをする必要のないことだ。しかしながら国民が極めて遺憾に思ったことは、この世界で国民党だけが、アメリカの大統領選挙の後で、党の主席から党の内部に至るまで、毎日毎日口を開けば自分の政府を攻撃をしていることであり、国家の新しい挑戦に対して誠意をもって力になろうとしないことである、と強調した。

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