2016年12月7日水曜日

民主進歩党第17期第17回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は7日、第17期第17回中央常務委員会を開催した。会議では原住民委員会の主任委員である夷將拔路兒 Icyang‧Parodに「原住民政策の推進状況」をテーマに報告をしてもらった。報告を聞いたあとの蔡英文主席の指示全文は以下の通り:

原住民に係る仕事は2つあり、一つは歴史の正義に属する問題であり、もう一つは社会福祉と彼らの経済面での改善のことです。

都会に暮らす原住民と田舎に暮らす原住民とでは異なる部分がありますが、どうであっても、我々は執政者として、最初からしっかりと原住民の福祉を考える必要があり、更にはこうした原住民の皆さんの気持ちや、彼らの要求を身をもって理解しなければならないのです。

よって私は、将来は一つのチーム、中央政府、地方政府、我々の各階層の民意の代表で、原住民に係る仕事においては皆がチームを作って、それぞれの部門が力を尽くしていくことが大切だと思っています。これからも多くのことをしなければいけません。我々は選挙で約束しましたが、選挙の約束は一度謝罪をするとか歴史正義を回復するというだけの問題ではありません。我々は原住民族の生活とケアの問題を忘れてはならず、更に重要なことは、社会は原住民に対して平等に接しなければいけないということです。

よってこの間、原住民委員会はとても忙しく、Icyang‧Parod委員は多くのことをしてきましたし、これからも皆さんと一緒に努力することが沢山あります。将来民進党の全てのスタッフは原住民の権利の実現について、総統であれ、行政院であれ、立法院であれすべての部門で、我々は関連する連絡や協力の仕事をうまくやっていかなければいけません。民進党政権は今までの政権と違い、本当に原住民族を重視していると感じてもらう、これは我々執政者の当然の責任です。  

そして、蔡英文主席は、昨日最終可決した「労働基準法」改正案について、以下のように述べた。

昨日立法院民進党団はとても苦労しました。夜の10時半までかかりました。この労働基準法改正案は、我々の執政から半年ほどが経ちましたが、ずっと重要なテーマでした。行政と立法部門は多くの力と時間を費やしてきました。我々が昨日採択した法案について、不足している部分があると感じる人もいるでしょうが、我々はこの段階でもっともバランスのとれた一つの案だと信じています。労働基準法の改正後、政府は引き続き労働者の権益に関心を持ち続け、同時に雇用主や企業界が共同で労働者の福利や彼らの生活のニーズに関心を持ち続けていくこと。このような状況下でこそ、労働者の皆さんは喜んで働き、貢献を果たしたいと考えるでしょう。


ここに、私は皆さんの苦労を労うとともに、党を代表して立法院の民進党団に感謝します。昨日は本当にお疲れ様でした。この中には負傷した人もいます。皆さん、本当にありがとうございました。

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