2017年1月4日水曜日

民主進歩党第17期第20回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は4日、第17期第20回中央常務委員会を開催した。会議の前に蔡英文主席は、中央常務委員とともに「若いエリートの民進党入党」イベントに参加した。蔡主席自ら出席して、青年商工会総会会長の侯宗延など24名の若いエリートに入党証明書を渡した。会議では、国家発展委員会の副主任委員である龔明鑫が「アジア・シリコンバレー」をテーマに報告を行った。会議の後で蔡英文主席の指示は以下の通り。

龔主任委員の報告に感謝します。「アジア・シリコンバレー計画」は私たちの「52」産業イノベーション計画の目玉です。「アジア・シリコンバレー計画執行センター」 は、昨年1225日に正式にオープンし、我々はこれまでの台湾のハードの強みに、イノベーションというソフトパワーをつないで、産業の人材と政府のチームが協力し、イノベーションを更にアップグレードさせ、台湾産業のモデルチェンジを成功させていきたいと思います。私はこの計画を通じて、台湾をアジア太平洋のイノベーション新産業のハブにしたいと思っています。

「アジア・シリコンバレー計画」は、台湾に既にある基礎を以て、オープンな態度で海外とつながり、スマート機器の応用と物のインターネットの推進を通じて、研究開発を主にしたイノベーションネットワークを作っていくものです。過去、台湾の製造業、機械と半導体産業は、ハードにおいて非常に強い研究開発能力を持っていました。将来、我々は人材に優しい、求人と就職の有利な環境を作り出していきます。また、関連する法規則を緩めていきます。と同時に、資金的な協力、あらゆる方面の資源を集め、高度なイノベーション能力を持つシステムを作っていきます。
        

皆さんが「アジア・シリコンバレー計画」に対して高い期待を持っているのを知っています。業界の中には違った意見や指摘を持っている人もいます。ただ、私が強調したいことは、この計画は単なるシリコンバレーのコピーではないということです。台湾とシリコンバレーは多くの違った条件と制限があり、我々は強みを利用して、シリコンバレーと新しい産業で協力していくということです。これが計画の目標です。行政院と国家発展委員会の努力は皆が知っています。私は皆さんに引き続き協力とコミュニケーションをお願いし、これからも一層多くのことをやっていきます。政府と民間が手を携えて努力し、台湾の産業をITからIoTへと順調にモデルチェンジさせましょう。成功は第4次工業革命のウェイブに乗ることです。そして、経済に関する部会では、元々ある計画の実施を引き続き強化し、早めに完成させていきます。

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