2017年1月18日水曜日

国民党主管が行政院に踏み込んでペンキをまき散らしたことを放任している。民進党:洪主席は国民党職員に謝罪するべきである


中国国民党の党務主管の周伯吟が18日、数名とともに行政院に踏み込んだことに関連して、民主進歩党の張志豪スポークスマンは、現行の「政党及び付属する組織の不当取得財産条例」により、国民党の職員の権益は損害を受けているわけではないのに、国民党は「不当党産」から給料を支払っており、これは対立と衝突を生み出そうとするものである、と述べた。よって洪主席には、党職員と社会に対して謝罪すべきであり、自分が任命した党の主管をしっかり監督し、党職員の身分を盾にすることなく、また国家古跡と政府部門を党主席選挙の舞台と道具に利用して、社会の資源を浪費するようなことのないよう呼びかける。

政党及び付属組織不当取得財産条例」の規定により、国民党は本来現在ある「党費、政治献金、選挙経費の寄付、選挙費用補助金」などこれらの「正当な党産」で給与を支払うことができ、党産会の許可や調査は必要がない。党の職員の権益は条例の中で特別に配慮されていて、決して無視されている状況ではない。党産会は法律に従ってやっているが、国民党の洪秀柱主席は頑としてこれらの「正当党産」がどこに行ったのか説明しようとせず、まだ「不当党産」の罪を職員に背負わせようとしている。党の職員はゆっくりとお正月を過ごすこともできない。国民党の洪秀柱主席は、党の職員にはっきりと説明するべきだ。なぜ党の職員に「不当党産」で給与を支払うのか。

張志豪スポークスマンは、新政府は民衆の平和で理性的な意見の表明を尊重するが、国民党の洪秀柱主席は 「正当な党産」を隠すという不正行為を説明せず、後にまた自分が任命した主管を行政院に踏み込むことを許し、政府機関を自分の党主席選挙のための「無料の演劇舞台」にしている。「党と国の区別のない」思想は、いまだに、百年の歴史のある「中国国民党」という政党の中に存在している、と述べた。

最後に張スポークスマンは、洪主席はもっと時間を使ってどのように国民党を振興させ、改造するか考えるべきであり、良好な政党体質を作って、国家のため公平な選挙に力を出すべきである。党務主管が政府機関に踏み込むというような行為は、党主席選挙の票に加算されないだろう、と述べた。
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