中国国民党の党務主管の周伯吟が18日、数名とともに行政院に踏み込んだことに関連して、民主進歩党の張志豪スポークスマンは、現行の「政党及び付属する組織の不当取得財産条例」により、国民党の職員の権益は損害を受けているわけではないのに、国民党は「不当党産」から給料を支払っており、これは対立と衝突を生み出そうとするものである、と述べた。よって洪主席には、党職員と社会に対して謝罪すべきであり、自分が任命した党の主管をしっかり監督し、党職員の身分を盾にすることなく、また国家古跡と政府部門を党主席選挙の舞台と道具に利用して、社会の資源を浪費するようなことのないよう呼びかける。
「政党及び付属組織不当取得財産条例」の規定により、国民党は本来現在ある「党費、政治献金、選挙経費の寄付、選挙費用補助金」などこれらの「正当な党産」で給与を支払うことができ、党産会の許可や調査は必要がない。党の職員の権益は条例の中で特別に配慮されていて、決して無視されている状況ではない。党産会は法律に従ってやっているが、国民党の洪秀柱主席は頑としてこれらの「正当党産」がどこに行ったのか説明しようとせず、まだ「不当党産」の罪を職員に背負わせようとしている。党の職員はゆっくりとお正月を過ごすこともできない。国民党の洪秀柱主席は、党の職員にはっきりと説明するべきだ。なぜ党の職員に「不当党産」で給与を支払うのか。
張志豪スポークスマンは、新政府は民衆の平和で理性的な意見の表明を尊重するが、国民党の洪秀柱主席は 「正当な党産」を隠すという不正行為を説明せず、後にまた自分が任命した主管を行政院に踏み込むことを許し、政府機関を自分の党主席選挙のための「無料の演劇舞台」にしている。「党と国の区別のない」思想は、いまだに、百年の歴史のある「中国国民党」という政党の中に存在している、と述べた。
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