2017年2月26日日曜日

蒋介石の228事件に対する功罪はまだ判断がつかない?国民党は被害者の家族に謝罪するべきだ


228事件70年周年となる前夜、国民党がいまだに「蒋介石の228事件に対する功罪はまだ判断がついていない」という考えを堅持していることについて、民進党の呉沛憶スポークスマンは26日、こうした発言は極めておかしいことであり、国民党は不適切な発言をしたことに対して、被害者の家族に謝罪するべきである、と述べた。

呉沛憶スポークスマンは、228事件は、国家が軍隊を使って無防備な人民を鎮圧した歴史の悲劇であり、多くの研究から、虐殺の過程には蒋介石の同意があったと指摘されている。国史館が公表した記録でも、蒋介石自らが軍を派遣して住民を鎮圧させるように指示した電報が見つかった。よって、国民党が現在に至っても、「二二八事件の功罪はいまだ判断がついていない」と話すことについて、我々は問いたださずにはいられない。228の大虐殺は手柄だというのか?

呉スポークスマンは、中正紀念堂は国民党時代の政治イデオロギーの産物であり、民主主義の時代に権力崇拝はなくすべきで、中正紀念堂の用途変更を討論するときだ、と述べた。よって、民進党は国民党に対し、党内の選挙のために国家の問題を自分たちのこととして扱ってはいけない、と呼びかける。国民党は、国民党=国という考え方から抜け出し、蒋介石前総統と228事件について客観的に考えるべきである、と述べた。


このほか、文化部が「中正紀念堂用途変更推進チーム」を成立したことについて、民進党は支持を表明した。政府によって中正紀念堂の用途変更が推進されることは、民主主義の時代の社会の期待に合致するだろう、と述べた。

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