2011年11月16日水曜日

馬英九氏、選挙賭博ボスと密会が暴露される、剥がれた「馬氏はクリーン」の化けの皮


16日発売された「壹週刊」は馬英九氏が今年9月10日に地下選挙賭博のボス・陳盈助氏と密会していたことが暴露された。民進党は同日「馬英九への4つの質問」と題して公開質問を突きつけた。

1.報道にあるように九月に嘉義でわざわざボスを訪ねて密会したのは本当か
2.三億元の資金提供を受けたのは本当か
3.選挙賭博を操作することで選挙を有利に導こうという意図がなかったのか
4.資金提供に関係したのは、選挙核心参謀金溥聰氏と馬以南氏(馬総統の姉)なのか

また、馬英九氏が地下選挙賭博のボスと密会した本当の目的は何か?何度あったことがあるのか?
馬英九氏は社会に対して真相を語る義務がある。


献金は本当の目的とは考えられない。なぜなら国民党は莫大な資産を持ち、昨年株式運用益だけで29億元もあげており、資金不足とは考えられない。だとすれば、選挙賭博を操作して総統選挙を有利に導こうという意図しか考えられない。
国民党は選挙のたびに世論調査や族群問題を操作してきたが、今回は選挙賭博まで操作しようという。

総統府の范姜泰基スポークスパーソンは雑誌記事について、今年9月10日に会ったことは否定しつつも、「馬総統は以前から知人を介して陳姓の賭博ボスに会ったことがある。これまで正式にあったのは2回で、一回目は2008年1月、二回目は2009年県市長選挙の前で、いずれも地方有力者への一般的で儀礼的な面会だった」と釈明した。
ここで問題なのは、2009年嘉義県長選挙は国民党側の買収など最も腐敗した選挙だとされている。それなのに馬英九氏はわざわざ「選挙前」に嘉義県の賭博ボスに会う必要があったのか?
しかも、雑誌報道によれば会ったのは2回でなく、4回であり、1回目は2008年嘉義市長黄敏恵氏住居、2回目は2008年嘉義市玉康街「再耕園」レストラン」、3回目は2008年ボスの嘉義市住居、4回目は2011年9月10日黄敏恵市長住居であった。どちらが真実なのか?
3億元の資金提供は事実だとされる。これは賭博の賠率を操作し、賭けに参加した人が自分の資金回収のために投票行動をかえることを狙ったものではないのか?
そうであれば、総統、副総統選挙罷免法第86条買収罪に違反する。
賭博ボスは政治献金だけでなく、嘉義市の不動産を馬氏に提供し、それを馬氏選対本部としている。
また2008年には馬英九の長姉・馬以南氏が暴力団・竹聯幇のボス張安楽(白狼)から2000万元の提供を受けたとも伝えられている。そして今回は選挙賭博ボスだ。馬以南氏と馬総統の関係は密接であり、馬総統はクリーンという仮面の裏で、実姉を黒社会との連携に使っていたと考えられる。
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