2012年10月14日日曜日

蘇貞昌主席:同性愛者の議題は平等と尊重から始めるべきだ


民主進歩党民主学院は10月13日、「期待・幸福」シリーズ第1回座談会を開催した。この会は、「虹を抱きしめる―同性愛者の心の声を聞こう」をテーマに、20名近い同性愛者を招き、対話形式で、自分自身に起こったことを分かち合いながら、同性愛者の心の声を伝え、社会の人々に同性愛者の認識を深めてもらい、同性愛者を尊重しようというものである。立法院でかつて同姓婚姻法の制定を提案した立法委員の蕭美琴や、同性愛者デモ行進の代表をつとめた知名な学者の馮光遠、GLCA幸福生活所の責任者・陳敬学が座談会に参加し、同性愛者の考え方を分かち合い、耳を傾けた。蘇貞昌党主席も、全行程に参加して同性愛者の心の声に耳を傾け、同性愛者の問題に対して関心を示した。

 蘇主席は、同性愛の関係は、本来自然に発生するもので、故意なものではなく、宣伝でもないし、伝染するものでもない。LADY GAGAの「BORN THIS WAY」の歌のようなものだ、との考えを示した。蘇主席は、世界には多くの差異があるということを、社会の人々は知るべきであり、「違いは許されるということではなく、尊重されるべきだ」と述べ、同性愛者が少数だからといって、違う世界の人々と見るのではなく、先ずは教育制度から、「尊重」の大原則の下で、新たに見直され、計画され、社会の人々に分かるようにすることで、心から尊重する気持ちが生まれてくると述べた。
 多くの同性愛者が関心ある婚姻の問題について、蘇貞昌主席は、「虹を抱きしめる― 同性愛者の心の声を聞こう」座談会を開催し、党の態度を見せる一方で、実際には性が多元的で、家庭も多元的であっても良いということを、現在の台湾の社会は次第にわかってきている。よって、多くの制度の考え方は、「全般的、多元的、友好的、尊重的」の方向で努力し、社会が共通の認識を持てば持つほど、この目標はより達成しやすくなる、と述べた。

 

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