2012年12月17日月曜日

「火大列車」龍山寺から始まる。1月13日に凱達格蘭大道に集まろう



 
 

民主進歩党は、火大列車(激怒列車)集会を15日に正式にスタートさせた。最初のイベントは、台北市の萬華龍山寺の前で、社会各界の代表を招き、馬英九総統の数々の無能政策に対し怒りを表明した。現場に集った多くの民衆は共感し、蘇貞昌党主席は人々の先頭に立って拳を握り「113日は凱達格蘭大道に行こう」「激怒のデモを行おう」「良い生活、民主主義、改革を要求しよう」と叫んだ。

 蘇貞昌主席は、馬総統の最初の任期はお詫びの中で終わり、次の任期は人々の抗議の中で就任した。この5年来、台湾の経済は後退し続け、人々の生活は苦しくなっている。蘇主席は、日常生活用品を例にあげ、ミルクは一缶だけで950元もし、一杯のカップラーメンは30元が50元に値上がりした。人々は生活を切り詰め、出費を節約しているというのに、馬総統は人々の苦しみを理解しておらず、何も感じていない、と述べた。

  蘇主席は、メディアは公共性があり、政府はメディアを管理しなくてはいけない。メディアは公共の財産で、過度の私有化があってはならない。メディアの報道は公正で客観的でなければいけない。しかし現在、新聞、テレビ局、雑誌などは某企業の社長によって全て買収され、メディアの言論の多様性が制限されたに等しいと述べた。公平会、NCC、金融管理会、法務部、経済部は積極的に管理しなくてはならない、財団にやり放題にさせてはいけない、メディアを独占させてはいけない、報道の自由を侵害させてはならない、と呼びかけた。

  蘇主席は、「政府は人民に最後まで労働保険退職年金の責任を負うべきだ」とし、馬政府に改革を要求し、「労働保険を崩壊させることはできない」、労働保険退職年金は、労働者の退職後の生活費で、絶対に労働者の退職後の保障をなくしてはいけない、と述べた。
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