2013年1月9日水曜日

「人民は大いに怒っている 馬総統に抗議する!」 「1月13日凱達格蘭大道で会いましょう!」 



民主進歩党は9日、第15回第21次中央常務委員会を開催した。日曜日に行われる怒りのデモ及び集会の計画報告が行われた。会議の後、蘇貞昌主席、前行政院長謝長廷、游錫堃、多くの中央常務委員と党の幹部が共同で「人民は大いに怒っている、馬総統に抗議、100時間カウントダウン宣誓記者会見」を開催し、全党で「生活、民主、改革」「113日、凱達格蘭大道で会おう」と叫んだ。

蘇貞昌は、無能、無感、無責任の馬政府は、既に感覚の麻痺した政府である。しかし民主政治は民意政治である、民意を前にし、無感覚のリーダーは頭を下げなくてはならない。馬英九率いる政府はやればやるほどひどくなり、人々の怒りの炎はますます大きくなっている。民進党は人々の思いによって、デモを行い、馬政府に民意を示さねばならない。無能、無感、無責任な馬政府が責任を取り、人々の苦しみを感じ取り、正しいことを行っていくことを期待している、と述べた。

蘇貞昌主席は、民進党がデモを行う、と言ったあとに、馬政府は電気料金の2回目の値上げをやめ、年終慰問金の大幅カット、国営企業のボーナス半分カット、首長特別費の4分の一削減などの反応を示し始めた。またメディア寡占防止の法整備について、馬政府はごまかそうとしているものの、馬政府は民意に答えざるを得ないことが見て取れる。

しかし、馬政府の一連の改革は、実際は偽りの改革で、ごまかしたり、半分しかやらなかったり、今年に限った適用であって法制化ではなく、全面で永続的な改革ではないと強調した。馬政府は民意を翻弄させる意図があり、人民の要求をごまかしたり、騙したり、そういうやり方で人々に応えようとしている。目的は、113日の「激怒のデモ」を鎮静化させることだ、と述べた。

主席は、民進党のデモの3つの要求ははっきりしているとし、第一に「無能な内閣の交代、政府に責任を取らせること」第2に「政府にネクストメディアの買収案を否決させること、つまりりんご日報や、壹周刊、壹電視の買収の件である」第3に「年金制度や国家財政危機について改革を進める、国是会議の開催」であるとした。

蘇貞昌主席は、多くの人が立ち上がれば人々の力は益々強くなり、プレッシャーも大きくなり、人々の要求も達成しやすくなるとし、台湾の民衆に、113日には、無能な内閣の交代を支持する人々、メディアの寡占を認めない人々、国是会議の開催を支持する人々が、ともに立ちあがるよう求めた。一緒に立ちあがって、ともに総統府前に行き、総統に国民の怒りを見せよう、と呼びかけた。天気は寒いかも知れないが、人々の熱情は高まっていく。「人民は大いに怒っている。馬政府に抗議をしよう!」「113日に凱道で会いましょう!」と述べた。

前行政院長游錫堃は、5年来、馬政府の政策は 全面的な計画がなかった。彼は馬政府の施政は台湾語のことわざを用いて、手段が的確ではない、ということを表現した。このように一つの問題を根本的に解決できない政府が、国をよく治められるはずがなく、人々の不満が溢れ出てくる。無能な政権は汚職よりも恐ろしく、民主は人々が主人であるのだから、政府がしっかりやらないのなら、一人一人が立ちあがり、政府を鞭打つ責任がある。「怒っているなら立ち上がろう」-彼は、113日に皆が凱達格蘭大道に集って馬英九に抗議することを呼びかけた。

前行政院長の謝長廷は、「人々に選択肢がない状況下で、苦しみの期間が短ければ、人々は耐え忍ぶだろう。もし短い苦しみなら未来に希望が見え、人々も我慢ができるだろう。しかし現在、人々は一向に希望が見えない。若者は尚更未来が見られない。執政党の態度は傲慢であり、デモで人々の意思を見せつけ、人々の心の声を表現しよう。113日は、皆で立ち上がろう」、と呼びかけた。

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