2013年5月28日火曜日

蘇貞昌主席アメリカ、カナダ訪問プレスリリース


民進党政策会執行長で駐米代表の呉釗燮と国際部主任劉世忠は28日記者会見を開き、蘇貞昌主席のアメリカ、カナダ訪問の目的と計画について説明を行った。 

呉代表は、このたびの主席のアメリカカナダ訪問は3つの目標がある。一つは、議員外交を推進すること。蘇主席はワシントン訪問の間にアメリカ議会で影響力のある下院上院議員と交流し、議会リーダーの招きを受ける。その他にカナダでは主席と国会議員との交流座談会も予定されている。612日にはアメリカ議会は蘇主席ウェルカムパーティーを主催してくれることになっている。13日はアメリカワシントンの著名なシンクタンクであるブルッキングス研究所及び戦略国際問題研究所(CSIS)が共同で講演会を開催し、蘇貞昌主席が演説を行うことになっている。 

訪問2つ目の目標は、台米関係の強化である。蘇主席は614日に民進党駐米代表処開幕パーティーを主催する。駐米代表処の設立は主席が党主席選挙の際の約束であり、民進党がアメリカと友好関係を更に進めていくことを意味している。訪問3つ目の目標は、海外にいる台湾人の支持を得ることである。このたび訪問団が訪ねる全ての都市で、在米台湾人の歓迎パーティーが催されることになっており、蘇主席の訪問は海外の台湾人の力を集めることでもある。 

メディアが中国国家主席習近平もアメリカを訪問するが、主席の訪米はそのタイミングを考えてのことか、との尋ねたことについて、劉主任は補足の説明を行った。このたびの主席の訪問は半年もの準備期間があった。訪問時期については、蘇主席の党主席就任満1周年に合わせる事を考え、またアメリカオバマ政権の新しいアジア太平洋事務官の人事がひと段落ついたこと、これらの要因により主席の訪米は計画されたもので、訪問団員のスケジュールは習近平の訪米の影響を受けたものではない。また、主席の先日の第1回中国事務委員会開催及び、執政8年政策検討についてアメリカ側は期待を表明しており、蘇主席の訪米の際に更に説明を聞きたいとの希望があったからである、と述べた。 

蘇主席一行は68日にアメリカロサンゼルスに向かい、9日ニューヨーク、10日ヒューストン、11日から14日までワシントン、15日カナダトロント、16日バンクーバー、17日早朝の便で台湾に戻り、18日の朝に台湾に到着する予定である。訪問団員は元国安会副秘書長江春男、民進黨政策會執行長兼駐美代表釗燮、國際部主任劉世忠、秘書處主任張郁仁、世論調査センター主任祥榮等である。

 

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