2013年5月9日木曜日

蘇主席 中国事務委員会第一回会議あいさつ



 
民主進歩党中国事務委員会は、9日第一回目の会議を開催した。中国事務委員会主任委員の蘇貞昌党主席は以下のように挨拶した。 

今日は中国事務委員会の初会合です。私はこの機会に、中央常務委員会の同意と各委員の参加に感謝します。そして、これまでの期間準備に参加してくれた専門家、学者、有志の皆さんに感謝します。皆さんの熱意と進んだ取り組みがあったからこそ、今日の委員会が順調に開催される運びとなりました。再度皆さんにお礼を申し上げます。 

今日我々がここに集まっている目標ははっきりしており、責任は重大です。我々がやらねばならないことは、台湾の核心的な価値を守り続け、最大の利益を作り出し、両岸の将来の為に最良の共通認識を見つけ出すことです。長い間、中国は台湾に対して、はっきりしたとした政策があり、明確なスケジュールを設定し、更に計画性もあり、11歩着実にこれらの設定したスケジュールを進めてきたことで、中国の台湾への介入、影響は次第に大きくなってきました。中国について、我々は積極的に、自信を持たねばなりませんが、中国が作ったスケジュールに、台湾は受身になるわけにはいきません。我々は受動的から能動的に、中国にコントロールされることなく、積極的に、台湾を中心とした計画を提出し、我々の両岸交流の重要な議題のリストを提出することで、中国の台湾への介入、影響を減らし、台湾のためにより広く自由な空間を創造しなければなりません。 

これは、何度も準備会議で討論されたことで、各方面の専門家、学者の皆さんの熱い議論となりました。今日、中国事務委員会の初会合で、我々は「台湾の中国対策スケジュール」という議案を提出しますが、これは全く新しい構想であります。どのように我々の台湾ドリームを堅持し、実現させるか、どのように両岸交流の新しい局面を打開するか、並びに地域の安定と平和にどのように貢献するか、これは一個人のことではなく、党だけのことではなく、全台湾が正面から向き合わねばならない厳粛な課題なのであります。 

よって、我々は中国事務委員会の設立を通じて、討論とコミュニケーションのプラットフォームを作ることを希望しています。皆さんをお招きし、党内の参加を促すだけでなく、執政県・市の首長、立法委員、重要なオピニオンリーダーをお招きして、人々の力を引き込み、社会の討論を導き、各意見を出し合い、最終の目標を一致させて、共に歩み、台湾最大の力を形成して、中国に向き合い世界に向かっていきましょう。 

再度皆さんのご参加と、各界の関心に感謝いたします。ありがとうございました。





 

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