2013年7月1日月曜日

蘇貞昌:人権、法治、自由、民主の共通認識で 台湾と香港、中国の人々は互いに声援を送ろう


香港の民衆は1日、雨風に負けることなく、行政長官選への直接選挙導入を求めるデモを行った。民主進歩党主席蘇貞昌は、1997年香港の主権が中国に移ったときから、今日で既に16年の長い年月が経過し、今日は2003年の「七一大デモ」から十周年である。「七一大デモ」と「六四」集会は既に香港の市民の力の象徴の一つとなった。主権が中国に移ったあと、香港では様々な社会現状への不満が渦巻いている、と述べた。 

蘇貞昌は、「一国両制」下の香港で、「両制」の基礎は次第に消失してきた。それはつまり、中央人民政府香港特別行政区連絡事務所に操られた立法会選挙、未だ普通選挙が認められていないこと、汚職事件が後を絶たず、貧富の差の広がりも止まらず、権利の維持への圧力や報道の自由が侵されていることなどである。香港の自由と法治は皆中共による緊密な支配と介入があり、厳重な損害を被っている。もし政治に民主がなければ、香港は自由と法治の保障はなくなるだろうと指摘した。

蘇主席は、専制と民主の両制度での葛藤に対し、自由と法治を維持することは香港の人たちの核心的価値であり、民主台湾も責任と義務がある。台湾、香港、中国の人々は人権、法治、自由、民主を共通認識として、互いに声援を送り支持し合わなくてはならない。主席は、堅持することで力がうまれる。「香港の民衆が普遍的価値を堅持することについて、我々も同感である。我々もこちらで香港の人たちと一緒に立ち上がり、応援していきましょう」と述べた。

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