民主進歩党は20日、第15期第7回中央執行委員会を開催した。2014年高雄市、台南市、嘉義県、宜蘭県、雲林県、屏東県及び南投県の民進党推薦候補者リストを発表した。会の後で蘇貞昌主席は、現職の陳菊高雄市長、頼清徳台南市長、張花冠嘉義県長、林聰賢宜蘭県長及び本党屏東候補者の潘孟安氏、雲林県長候補者の李進勇氏、南投県長候補者李文忠氏らと共に、中央党本部8階で開催された「グリーン新政:2014年スタート」記者会見を開催し、人々に民進党が推薦した最も優れた県市長候補者を紹介した。
7名の県市長候補者が舞台上で挨拶をした後、蘇貞昌主席は、「グリーン新政:2014年スタート」記者会見で談話を発表した。蘇主席の談話の全文は以下の通り。
民進党の皆さん、全国の国民の皆さん、2014年の全国地方選挙が正式に動き出しました。民進党は今日皆さんに対し、七つの県市の県市長候補者を推薦したことを正式にお伝えします。我々の目標は、この7人全員が当選することです。来年2014年の目標は「6都市のうち3都市以上-県市長選挙の半数以上の勝利」「県市議員、郷鎮長、代表、村里長の議席を増やす」ことです。このような目標を立てた理由は、我々は人々の目が見開いていることを堅く信じているからです。台湾人は、無能・無感覚・無責任な執政党と政権に対し極めて不満を抱いています。人々は来年末の選挙で票によって自分たちの選択を下すのです。我々が推薦した候補者は、連任者は現在の執政に卓越した実績があり、新人は現在最も優れた人物であります。様々な世論調査で、民進党県市長の各方面での政治評価は優秀な成績を収めてきました。これがつまり「グリーン執政、品質保証」ということです。我々は、過去の記録は未来の最善の保証である、ということから、来年末の県市長選挙では、人々のために何かをやる人、出来る人に機会が与えられ、優秀な人が認められると考えております。民進党が推薦した候補者は必ずや県市民の支持を得て当選するものと信じています。
皆さんは比較すればお分かりでしょうが、民進党の現在の県市長、陳菊市長、頼清徳市長、彼らの民衆調査満足度は8割以上にものぼっています。5つ星市長と評されています。張花冠県長は資源がこのように乏しい中で、創意工夫し、執行力があり、ソフトパワーでもって県民のことをしっかり考え、人々の高い満足度を得ています。宜蘭県の林聰賢県長は、国民党の執政から政権を執り戻し、この何年間で宜蘭の変化を全国に見せつけました。これこそが民進党の成績です。屏東県の潘孟安委員は、基礎層から一歩ずつ歩み、県議員から立法委員へ進み、優れた仕事をしています。これらの実績があるので、屏東の人々はこれからも今までのように、民進党を選んでくれることでしょう。雲林県の李進勇氏は、基隆市長を務めた経験を持つだけでなく、雲林県長代理も務めたことから、県長、首長の仕事といえば、最も経験のある人と言えるでしょう。南投県の李文忠氏は、私が台北県長だった時の秘書であり、中央党本部組織部主任を務めたこともあり、立法委員の経験もあり、優れた成績をあげています。南投を変えるには最も良い人選だと信じています。
振り返ってみると、国民党の執政はリーダーの総統が騒ぎを起こしているだけでなく、無能で、無感覚で、無責任で、外交断絶の原因もわからず、人々は食べるものにも安心できず、経済は後退し続け、どこを見ても失業者であふれています。中央は地方に資源を与えず、治水救済の予算でさえも与えなかったのです。責任の押し付け合いを行い、国政はめちゃくちゃで、人々の生活は苦しくなり、経済は後退しているという状況においても、官僚だけがまだ涼しい顔をしています。どの部門もどの官僚も責任をとっておらず、人々の苦しみも限界に達しているのです。来年末の全国地方選挙は、この数年来初めて人々が自分の票で、国家の主人である人々の怒りを表すことが出来るチャンスなのです。投票で自分たちの将来と地方の将来を決定するのです。
民進党は今日最初の候補者リストを発表し、これからも規則に従ってそれぞれの地方の候補者を決めていきます。私、蘇貞昌が主席の責任を負い、各県市を訪れ、各候補者とともに政策の説明を人々に行い、仕事の出来る人、能力のある人に機会を与えてくれるようお願いしていきます。民進党に勝利を与え、グリーン執政を地方からスタートさせましょう。
「6都市のうち3都市以上-県市長選挙の半数以上の勝利-で台湾を変えましょう!」
皆さんありがとうございます。
記者会見の終了前、蘇貞昌は現職の陳菊高雄市長、頼清徳台南市長、張花冠嘉義県長、林聰賢宜蘭県長及び本党屏東候補者の潘孟安氏、雲林県長候補者の李進勇氏、南投県長候補者李文忠氏らと手を取り合い、「民進党頑張ろう!」「台湾頑張ろう!」という掛け声とともに、全力で勝利を獲得する決心を示した。
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