2014年3月31日月曜日

劉世忠:台湾の民主主義を守る行動に国際世論の多くが支持を表明している




民進党国際事務部劉世忠主任は31日午前、海外の台湾ひまわり学生運動に対する反応を説明した。アメリカの国会議員に関しては、現在シェロッド・キャンベル・ブラウン上院議員が馬政府に対し、台湾の人々としっかり意思疎通を図ることを呼びかけ、下院議員のエドロイズ氏が、台湾政府は台湾の経済をたった一つの国に頼るべきではなく、市場を分散させるべきであり、ロイズは既に何度も台湾がTPPに参加することに支持を表明していると説明した。
 
海外の主流メディアの反応として、劉世忠主任は以下のように述べた。「エコノミスト」はすでに馬政府の今回の不適切な対応について幾つかの文章を発表し、「馬英九は窮地に陥った」、「馬英九が両岸の歴史のヒーローになる夢は叶い難い」、」「中国が台湾の人々の民意を勝ち取れない時に、馬英九の支持率は最低であり、抗議の学生たちに賛同している人々が増えている」など。<フィナンシャルタイムズ>は、「330の大デモは台湾人の中国に対する嫌悪感を強烈に表しており、台湾の人々は、中国との経済統合の拡大が台湾の民主主義への脅威となる可能性に不安を感じている」との記事を紹介した。そして、関連する世論調査によれば、9割以上の台湾人が中国との統一を拒んでいる、とのデータを示した。
このほか、≪BBC≫:台湾の学生が平和で非暴力という抗争原則を掲げることに成功し、学生たちは平和が何れ国家暴力に勝つことを信じている。《ニューヨークタイムズ》:台湾の人々は、サービス貿易協定が本土企業に損害を与えることを憂慮し、北京が台湾への影響力を次第に増加させていくことへの心配につながっていった。台湾人の多くが協定に反対しているが、協定が十分な討論順序を経ていなかったことに対する不満は、更に大きなものであった。《AP通信》:今回の抗議は、馬英九の両岸経済を密接化させ台湾を中国に近づけるという「看板政策」が、これまで遭遇した中で最も厳重な挑戦であった。
 
劉世忠は、「アジアリベラル民主評議会」や「民主主義共同体」などの国際組織が、最近台湾の民主運動に声援を送る声明を発表し、国際学者のMichael Turton等、17か国の49都市から応援が送られていることを紹介し、これらの応援は、各国がそれぞれ台湾の民主主義と公民運動への支持と関心を表す行動であった、と述べた。

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