2014年4月11日金曜日

国立台湾藝術大学が警察を校舎に入れて学生運動を威嚇


民主進歩党青年部の張基長主任と周修副主任は11日、国立台湾藝術大学が警察の入校を放任し学生運動を威嚇した件について、記者会見を行った。会議で、棍棒をもっている何名かの警察や、警備車などが構内に侵入した写真を公表した。張基長は、ひまわり運動が「守りから攻めに転じる 立法院を出て種をまく」と宣言して立法院を退去したあと、大学構内でのもめごとがあとを絶たない。学校側の発表からは学生に対しての清算が見られる。今回台湾藝術大学は47日に学生が自主的に3日かけて製造したひまわりの彫刻を、歩いて4時間かけて立法院まで運んだが、台湾藝術大学は警察をイベントが始まる前に構内に入ることを許し、構内を再度物騒な雰囲気にしただけでなく、日頃学校の自治といっている割には皮肉な現象を引き起こした。   

修は沈痛な面持ちで、自分も台湾藝術大学卒業だが、台湾藝術大学は国内で長い歴史のある藝術大学であり、台湾藝術大学出身の自分が公共の仕事についていることを誇りにおもってきた。学校が教えたのは芸術に関心を持ち、社会問題に関心を持つことだった。学術自由を標榜し、芸術が創意無限に発揮されるべき大学構内でこのような事件が起こったことを知った時、怒りとやりきれない思いで一杯だった、と述べた。周修はまた、1949年の「四六事件」、傅斯年校長が身を挺して当時の警察総指令の彭孟緝に警告したことがあったが、その際校長は「もし学生が流血すれば、私は命がけで責任を追及する」、と言った。台湾藝術大学の謝顒丞校長に聞きたいのは、棍棒を持った警察が構内に入るのを許し、もし学生が流血の事態になったならば、あなたはそれでも冷房に吹かれて涼しい顔でいられるのか?ということだ。

記者会では、現場の台湾藝術大学に通う学生と中継で繋がり当時の状況について説明をしてもらった。学生は、当時構内に警察が現れ、学生たちは恐怖心から集合することができなかった。警察は棍棒を携帯して彫刻学科の方向に進み、学生が苦笑いしながら説明するには、警察は交通に協力をすると言いながら、ビデオカメラで学生たちを撮影していた。周修は、謝顒丞校長は警察が構内に入ったことを知らないならば、校長の行政点は0点であり、不合格である。警察のこのような状況を知っているのなら、校長の資格はない。卒業生として恥ずかしく、謝顒丞校長には出てきてはっきりと説明して欲しい、と痛烈に批判した。

張基長主任は、教育部の蔣偉寧に対し、出てきて学校に圧力をかけた事実があるどうか説明するべきとし、民国101223日の教育部の公文書では、司法警察は刑事案件に対してのみ、学校の同意を得て大学構内に入ることができる、と明文化されている。なぜこのように平和な普通のイベントに、警察が棍棒を持ってビデオ撮影をして構内に入り込むのか?警政署長王卓鈞が323日学生を鎮圧したあと、まだこのような手段を用いて学生に対処するのか?張基長主任は最後に、行政院長の江宜樺に対し、なぜこのように理解しがたいことが学校の構内で発生したのかをはっきり説明するべきだ、報復でもしようと考えているのか、と述べた。

 

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