2014年9月28日日曜日

民主進歩党:民主主義を勝ち取ろうとする香港の人々に声援と支援を送る


香港の学生が授業をボイコットし、セントラルを占拠している抗議活動が香港警察に強制鎮圧され、多くの人が逮捕されている件について、民主進歩党の黃帝穎スポークスマンは28日以下のように述べた。香港政府と北京当局は、なぜ香港の人々が怪我や拘束の危険を冒してまで、街へ抗議に出るかということをよく考え反省するべきだ。香港の人々の民主主義の獲得要求に真正面から応え、人々が意見を述べる権利を尊重するべきである。様々な強硬手段でもって人々の声を押さえ込むような事をしてはならない。なぜなら、人民が国家の主人だからである、と述べた。

黃帝穎は、この一年来、香港の人々は何度も行動を起こすことで、「真の普通選挙」を実現し民主改革を勝ち取る事を希望してきた。遺憾なのは、彼らが手にしたものは、より厳しい「一国両制白書」と鳥かごのような行政長官選挙プランであった。民主の夢が壊される事を願わないし、ますます多くの香港人が立ち上がり、自分たちの将来のために声を出していることは、当たりまえの成り行きだと考える。なぜなら、人々はよりよい政治制度と生活を得る価値を有しているからである。

今日は民進党の結党28周年の記念日で、台湾の民主化の過程を振りかえりながら、まさに香港の街頭で立ち上がっている香港の人々を見ると、我々は彼らが民主化を勝ち取ろうとしていることに対して、声援と支持をやめるわけにはいかない。なぜなら、民主主義は天から降ってきた贈り物ではなく、人々の意志と行動によって獲得されたものだからであり、行動を続け、信念を持ち続けることで、力が集まり、改革を推進することが出来るからである、と述べた。

黃帝穎スポークスマンは、民主主義は国を問わず普遍的な価値であり、全世界の人々の共通の願望である。民主進歩党は再度、北京当局と香港政府に呼びかける。人々こそが国家の主人であり、人々の声に誠実に耳を傾けなければならない。積極的にその声に応えていき、決して強硬手段で民意を抑えてはいけない、と述べた。
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