2014年9月25日木曜日

陳菊市長出廷、黃帝穎スポークスマン:司法は差別待遇をするべきではない。


高雄市長の陳菊が25日午後、被告の身分で高雄地検に召喚された件について、民進党の黃帝穎スポークスマンは、検察官の捜査は公平公正であるべきで、同じ基準で馬英九の「納莉台風」や「八八水害」の汚職行為や呉敦義が高雄市長のときの「致命函渠」の汚職案件についても検察官は公平に捜査するべきである。国民党、民進党の違いで司法の差別待遇をしないことが、人々に尊重されるのである、と述べた。

黃帝穎は、陳菊市長が高雄のガス爆発において救助に全力であたり、市政府のレスキュー隊も懸命な作業を行ったことは、誰の目にも明らかだ。高雄市政府で責任を負うべき局処長は辞任で責任を負った。これは民進党が長期に渡って主張してきた責任政治の具体的な実践である。しかし、陳菊市長とそのチームの責任感のあるやり方は、検察官による被告身分での素早い召喚出廷命令に遭った。高雄地検による1991年から1992年の施工致命函渠の呉敦義市長、同時に高雄市議員による汚職告発、検察官は高雄のガス爆発捜査について、陳菊市長を召喚しただけで、致命函渠の呉敦義市長を見過ごし、捜査の公平性には疑いを持たざるを得ないと述べた。

黃帝穎は、同様の災害案件である2001年「納莉台風」では27名が死亡し、地下鉄板南線の台北市は市政府の失策で水浸しになり、当時の馬英九市長は防災センターを設立させたあとに、屏東へ行き国民党の立法委員の選挙応援に出掛けた。馬英九は「公務員職務怠慢災害罪」で告訴されたが13年たった今日まで、馬英九は一度も検察官に召喚されたこともなく、更にひどいのは2009年に「八八水害」により678人もが死亡した際にも、馬政府は救助に消極的で、国際支援さえも断った。馬総統は「公務員職務怠慢災害罪」で告発されたのに、この5年、一度も召喚されていないし、未だに裁判になっていないのである。


黃帝穎スポークスマンは、馬総統は刑事裁判が免除されるが、大法官の627号解釈によれば、検察官は馬総統に証拠保全を行うことができ、呉副総統については憲法上、出頭しなくても良いという根拠はどこにもない。検察官は陳菊だけを召喚し、馬英九の2001年の「納莉台風」、2009年「八八水害」のでの汚職と呉敦義の1991年から1992年の間の「致命函渠」について、何の調査もしておらず、未だに召喚していないということだけがはっきりした。検察官は公平公正であるべきで、政治操作を行うべきではない、民主国家の司法は差別待遇をすることは許されない。

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