2014年11月17日月曜日

黃帝穎スポークスマン:71.2%の人々が馬総統は目下の経済問題に対処する能力がないと考えている。


民進党は17日、馬総統と江宜樺行政院長の執政満足度と、食品安全と経済問題についての世論調査の結果を公表した。その中で、回答者の中の71.7%が馬総統の施政に対して不満足であり、66%が江院長の施政に不満足だとしている。そして、回答者のうち67.2%が、選挙が終わったら内閣改造を行うべきだと考えている。この他、民進党は新竹市長と雲林県長選挙の最新の世論調査結果を公表し、新竹市では、民進党が指名している林智堅が国民党の候補者・許明財に2.5%負けており、雲林県では、民進党指名候補者の李進勇の支持率が42.1%、国民党の張麗善が33.9%であり、双方の差は8.2%であることを発表した。今回の調査について、黄スポークスマンは、20141116日、1018名の20以上の有権者に聞き取りをし、95%以上の信頼水準でサンプル誤差は±3.1%であったと述べた。

黄スポークスマンは、「全体として、馬総統の就任以来の政治に対して満足しているか否か」、との問いに対しては、満足だとしたのは回答者のうち19.1%だけで、71.1%が不満足だといった。江宜樺行政院長についての満足度はどうか、については、19.1%だけが満足だとし、66%が不満足だとした。馬総統は台湾の経済問題を解決する能力があるか、との問いについては、回答者の20%だけが、能力があると回答し、馬総統は台湾の目下の経済問題に対処する能力がないと考えている人が71.2%に達した、と述べた。

 江宜樺行政院長は台湾の食品安全の問題を解決できると思うか、という質問に対しては、回答者の72.9%が江宜樺院長はそれに対応できる能力がないと考えており、能力があると考えているものは僅か17.3%に過ぎなかった。また、今回の県市長選挙が終わった後、内閣改造を行うべきかという質問については、回答者の67.2%が、内閣改造が必要だとし、19.3%だけが改造は必要ないとの回答であった。


そのほか、民進党の選挙対策会召集人の蘇嘉全は、民進党が行った最新の新竹市長と雲林県長の選挙世論調査結果を公表した。民進党は12日から14日まで新竹市長選挙の世論調査を行い、3人の候補者の中で、民進党の指名した林智堅は29%の支持率、国民党指名候補者の許明財は31.5%、無党籍の蔡仁堅は18%の支持率であった。
林智堅は、先月は許明財と10数%の支持率の差があったが、現在双方の差は2.5%に縮まったと述べた。蘇嘉全、我々は新竹市長候補者の人選が比較的遅かったが、林智堅は当初10数パーセントあった差を、現在は2.5%にまで縮めている。彼が非常にパワーのある候補者であることがわかる、と述べ、林智堅の今後11日間の戦いにより、民進党が新竹で選挙に勝つ可能性が高くなってきたとの期待を示した。

また、14日から16日に行った雲林県長の選挙世論調査の結果について、雲林県では、これまでかなり民進党候補者がリードしていたが、時間がたって差が縮まってきている。しかしこの2日間の最新世論調査の結果、民進党指名候補者の李進勇の支持率は42.1%、国民党指名の張麗善の支持率は33.9%で、双方の差は8.2%だ。雲林県長選挙の世論調査の結果を見ると、民進党の仲間達の努力によって、そして支持者と県民が積極的に李進勇の掲げる政策を支持することによって、成果を獲得してきている、と述べた。そして、これからも我々は懸命な努力を続け、民進党の政策が有権者に受け入れられ、支持されるように働きかけていく。選挙当日にその動きを民進党支持の票へと換えていくことにより、新竹市と雲林県の二つの県市での戦いに勝利するチャンスを得るのである、と述べた。

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