2014年11月19日水曜日

黄スポークスマン:民進党は、台北市長候補者・柯文哲氏に対し、政策を民進党県市長と討論した後に決定するよう要求したことはない。


19日、メディアが「民進党の蔡英文主席がインタビューで、これまで柯文哲氏の選挙応援をしていない。なぜなら民進党が干渉しないことが一番の助けだからである。しかし柯文哲氏のどの政策も、民進党の他の県市と一緒に討論した後に決定できるものだと述べた」と報道したことについて、民進党の黄スポークスマンは、民進党の蔡英文主席は、これまで一度も、柯文哲氏の政策が民進党の県市長と討論して初めて決定ができると言った事実はなく、特定のメディアが蔡主席の話を歪曲し、政治操作を行った疑いがある、と述べ、報道メディアはプロフェッショナルと報道倫理を堅持し、政治の道具に成り果てないよう呼びかけた。

蔡主席が三立テレビの「新台湾加油」の番組インタビューで話した元々の発言はこうである。「我々は出来るだけ柯文哲氏の選挙を妨げないようにし、選挙後の人事や政策についても干渉を行わないつもりだ。我々がほんの一つだけお願いするとすれば、それは、柯文哲氏が当選後、政治を行う過程で、出来れば民進党の他の県市長と、皆でお互いに討論する機会を持ってもらえないかということである。皆で討論することで、各々の県市の施政が、より全体的な効果を発揮させることが出来ると考えているからだ」。
これはつまり、謙虚に柯医師と共同で政策について討論するという発言であるが、特定のメディアはそれを歪曲し、更にその歪曲させたものを柯医師に示して反応を求めた。これは報道の専門性を失っていることだ、と指摘した。

黄スポークスマンは重ねて、民進党は618日の中央執行委員会で、2014年台北市長選挙野党共同協力チームのコンセンサスを決議し、台北市を生まれ変わらせる機会として、また台北市を国民党や特権集団の独裁に陥らせないようにするために、民進党と柯医師が野党聯盟協力のやり方で、共同の理想と価値を実現することを決定したのである。民進党は柯文哲医師が台北市長に当選した後、柯医師に民進党に加入するよう要求しないし、人事等に介入するつもりはない、と述べた。  

黄スポークスマンは、双方の決議とコンセンサスは 今年6月の報道原稿にある通りで、これまで変わっていない。メディアの今日の報道で、「柯文哲氏のどの政策も、民進党の他の県市と一緒に討論した後でないと決定できない」というのは事実無根であり、明らかに間違った報道であり、メディアには報道の専門性を維持し、再び歪曲することのないよう求める、と述べた。

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