2014年12月30日火曜日

陳前総統の医療の為の仮釈放について 黄帝穎スポークスマン:行政部門は人権を尊重し、法律に則って手続きを行うべきだ。


陳前総統の医療の為の仮釈放の件について、民主進歩党の黃帝穎スポークスマンは30日記者会見で、呂秀蓮前副総統が断食で陳前総統の医療人権を守ろうとしていることについて、民進党は感服しており、呂副總統にお体を大事にして欲しい、と述べた。そして、黄スポークスマンは、拡大医療鑑定チームが既に陳前総統は医療のため仮釈放されるべきであるという専門的な判断を出しているので、行政部門はそれを尊重し直ちに法に基づいた手続きを行うべきであり、法務部は公文をたらい回しにして手続きを先に延ばすようなことをやめ、基本的な行政の効率を上げるよう呼びかける。陳前総統に速やかに医療のための仮釈放を実施し、医療人権を保障する事を求める、との考えを示した。

黄帝穎スポークスマンは、過去台北と台中の栄民総合病院が、陳前総統は医療のための仮釈放がされるべきであるとの専門的な判断を出しているのに、法務部はその専門家の見解を受け入れようとしなかった。民進党は、陳前総統に医療のための仮釈放がなされるべきと主張しており、これは医療人権を守るため必ずなされねばならないことである。「決して官僚の考え方でもって病人の医療の権利に対処してはならない。なぜなら病人の医療の権利は決して無視してはならないものだからだ」と指摘した。

黄スポークスマンは、行政の効率はかねてから馬政府の大きな問題であった。もし陳前総統に医療のための仮釈放をするならば、どの公文も先延ばしで処理するべきではなく、先日台北市政府が忠孝西路のバス専用道路を取り除いたことを例にあげ、「やるかやらないかは一日で決定できることであり、一日で実行できることである」と述べた。


黄スポークスマンは、民進党は二つの人権規約にある人権基準に基づき、長い間馬政府に対し、監獄行刑法に基づき陳前総統の医療仮釈放を呼びかけてきた。過去の中央常務委員会と中央執行委員会では10回も声明を出して、馬政府に陳前総統の医療人権を尊重し、医療のための仮釈放を行うよう呼びかけてきた。民進党は再度、法務部に対し、法に基づいた行政を実行し、基本的な行政効率によって陳前総統に医療仮釈放を行い、医療人権を保障するべきである、と述べた。

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