2015年5月22日金曜日

2016総統選挙Ⅵメインビジュアルデザイン公開「台湾を輝かせる Light Up Taiwan」


蔡英文2016年総統選挙Ⅵメインビジュアルデザインは、2013年ドイツレッドドットデザイン部門の国際審議賞を獲得した聶永真の「永真急制」チームが設計したものに決まり、民主進歩党は22日午後「台湾を輝かせるLight Up Taiwan」総統選挙Ⅵ発表記者会を開催した。現場ではⅥメインビジュアル「台湾を輝かせる Light Up Taiwan」のビデオを放映したほか、デザイナーの陳聖智がデザインの意味を説明した。蔡英文選挙チームと協力した感想について、デザイン責任者の聶永真氏は、民進党は自由にやらせてくれたので、デザインチームは非常に張り切って仕事をすることができた、と述べた。台湾という土地に住む全ての人々は、それぞれが皆自由な選択の権利と意志を持っており、これが民主国家の最も貴いところである、と述べた。

デザインの理念と創作の過程について、聶永真は、デザインは具体的なものを抽象的なものにすることで、多くの異なる想像や討論を生んでいくものだ、と述べ、デザイナーの陳聖智は、今回の総統選挙Ⅵは光りのサークルをコンセプトにしており、例えば太陽や発光するもの、光源の原型は全て円であり、その意味は「円融」を象徴しているほか、長さの違う青や緑の弧線が重なりあって異なる世代が理念を共有して協力し引き継いでいくことを表している。high light左下部分の黄色い短い弧線は、蔡英文の政策と理念を象徴し、互いにコンセンサスと光りを集めている、との説明をした。

陳聖智は、今回の総統選挙のテーマは「台湾を輝かせる Light Up Taiwan」なので、円をビジュアル的な発想デザインとし、異なる色と図形で違う考え方や概念を表した。この他、光りサークルの異なる緑の色は、世代の融合を表し、世代を超えた協力を表現した。陳盛智は選挙の過程で、様々異なる議題があるだろうが、VIの光りのサークルは異なる議題に合わせて違った変化をする。例えば虹色の円は台湾のイノベーションと多元文化を象徴し、多元的な考え方を内包している。円は投票のマークとあわせ民主主義の象徴とし、反原発のマークは永続的な経営を表した、と述べた。

陳盛智は、今回の選挙宣伝に使う標準フォントは「文鼎晶熙黑體」とし、蔡英文選挙チームが最初にこのフォントを買って最初に使うことになったと述べた。合法的に買ったフォントでデザインすることの重要性を呼びかけるほか、更に重要なこととして、このフォントが台湾で研究開発された字体だということである、と話した。       
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