2015年5月24日日曜日

執政県市は、誰もが利用可能な老人介護サービスを迅速に作り、年末前に県市が地域の保育暫定計画を推進する


「保育、老人介護、就職の3つの政策座談会」が23日宜蘭の慈林會館で開催され、総統候補者の蔡英文主席、宜蘭県林聰賢県長、嘉義市涂醒哲、桃園副市長邱太三、台南市秘書長陳美伶、台北市秘書長蘇麗瓊及び民進党執政県市の関連者、専門学者が参加し討論を行った。会議では、老人介護サービスの仕組みを迅速に確立し、年末前までに各執政県市が保育暫定計画を推進する等の結論を確認した。

蔡英文主席は挨拶の際、保育と老人介護サービスは人々の切実な要求があり、政府は地域サービスを打ち立て、品質と適切な価格をしっかりと管理し、民衆が負担できる各種サービスを提供するべきである、と述べた。座談会召集人の林聰賢県長は、宜蘭県が進めた3つの政策の苦労と成功体験を紹介した。

民進党シンクタンクの男女平等チームの劉毓秀、王品の2名の教授は「3つの政策の計画と実践」と題した専門報告を行い、政策の理念と実務方法について多くのプランや構想を示し、民進党執政県市の代表らと幅広く意見交換を行った。
座談会そして台北市政府蘇麗瓊秘書長に実務経験の交流を取り仕切ってもらい、関係する局のトップと検討を行った。保育の議題については、台中市の呂建德社会局長と屏東県教育局佩珊科長がそれぞれ、台中市の「保育補助金の期間延長」及び屏東県の非営利幼稚園と学童保育政策の推進状況について報告を行った。この実際の例と成功事例のシェアにより、保育政策が他の県市でも早く順調に推進されていくことを期待している。

老人介護の議題については、台北市政府の聯合医院黃勝堅総院長及び雲林県老人福祉保護協会林金立理事長が、終末期介護や老人介護政策、老人のデイケア、の3つの介護について説明し、実務経験から政策制定と推進の助けとなる話が出された。

三つの政策座談会は一日の経験シェアと活発な討論、多くの学者専門家、県市首長と県市の関係部局代表の参加により、老人介護、保育、就職などの政策推進に関して以下の具体的なコンセンサスを得た。

1.保育公共化を促進する。執政県市は2015年末前までに、新しい地域保育計画を進める。
    
2.各県市は速やかに家庭支援、住宅介護サービス、地域サービスから組織的ケア等多元的なサービス体系を作り、皆が介護サービスを利用できるようにし、老後に安心して地元で暮らせるようにする。

3.県市は使用できる公共スペースを全面的に調査、整理をして、公共スペースを地域の保育と老人介護サービスに利用できるかを評価する。
  
4.地元のサービス従事者を増やし、良いサービスを提供し、地域の就職の機会を作る。
  
5.老人介護のための新しい出資先を探し、民進党立法院団から研修の結果や提案を行う。


6、執政県市の保育と老人介護の成功例を見習い、全国各地へと広めていく。

Share/Bookmark

0 コメント:

コメントを投稿