2015年6月26日金曜日

国民党シンクタンクの学者が捏造記事を投稿。民進党:イデオロギーで、学術良心を忘れてはいけない。


国民党のシンクタンクの学者である陳一新が26日、中国時報の誌上フォーラムで、「蔡英文の南シナ海の主張は現状を破壊する」との一文を発表したが、このことについて民主進歩党の阮昭雄スポークスマンは、陳一新は一人の学者でありまた大学教授であるのに、何度も出鱈目でイデオロギーの偏った言論を行い、教育者としての責任を果たしていない。特に陳教授は前回の投書内容についても、今に至るまで謝罪もしていない。そして今回もまた、捏造の誤った情報で杜撰な事実無根のいい加減な文章を発表しているのは、学術倫理を無視し、意図的に世論をミスリードさせ、その学術と専門的な判断能力は、外部に疑いをもたれるものである、と述べた。


阮スポークスマンは、民進党の南シナ海についての立場と主張は非常にはっきりしたものである、と述べ、南シナ海の議題について、蔡英文主席は既に繰り返し表明しているが、我々は主権を主張するところは主張するが、争議のある部分については、国際法の関連規定に照らし合わせ、特に国連海洋法条約の規定に基づいて対応すると言っている。国際的な仕組みの元で、平和的に解決し理性的な討論を行っていく。これが周辺国のコンセンサスを得るのに最も重要な基礎だと信じているからである、と述べた。蔡主席が強調しているのは、公海の自由航行権力は保護されるべきであり、邪魔をされることがあってはいけないし、どのような挑発的な行為もなされるべきではないということだ。これが民進党の基本的な立場である。よって、民進党は厳粛に陳一新の投稿に抗議をする。そしてこの学者が学術界の名声を大事にし、特定の政党の手下に成り下がらず、イデオロギーで、学術の良心を忘れないことを望むものである。

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