2015年7月4日土曜日

蔡英文:政府は安全で良好な漁業環境を維持し、積極的に漁業を守り、漁場を保護するべきである。


民主進歩党主席で総統候補者の蔡英文は4日、基隆区漁会漁民フェスティバルの大会に招かれ、基隆林右昌市長、前農業委員会主任委員李金龍とともに、八斗子漁産物直売店を見学した。 

蔡英文主席は挨拶で、台湾は現在漁業で難しい問題に直面しているが、将来政府は、漁民が安全で良好な漁場環境を維持していけるよう、そして漁民が長期的な展望を持てるよう指導しなければいけないとともに、積極的に漁業を守り、漁場を保護し、乱獲から海洋資源を守らなければいけない、と述べた。
蔡英文主席は、基隆の漁民フェスティバルに参加でき、台湾各地から来た多くの若者たちと会うことが出来てとても嬉しいと述べ、今日の漁民フェスティバルでは、我々は漁業に携わる多くの友人たちに、「ありがとうございます。お疲れ様です!」と言いたいと、感謝を表した。 
蔡主席は、自分は屏東楓港の出身だが、楓港も漁港であり、自分自身も台湾の多くの人と同様に海鮮が好きである。現在は太刀魚 イサキ、イカがよく獲れる時期であり、秋はカマス、冬は魚が油が乗って一番美味しいが、このようなことは、台湾人はよく知っている。魚の知識は台湾人にとっては常識であるが、他の地域から来た人には専門的な知識であろう。台湾は本当に「海洋国家」と呼ぶに相応しい、と語った。
  
蔡英文主席は、台湾は現在多くの漁業の問題を抱えており、漁獲が少なくなってきている。そのほか労働力不足の問題もある。これらの問題は政府が解決しなければならないことである。将来政府は、漁民が安全で良好な漁場環境を維持していけるよう、そして漁民が長期的な展望を持てるよう指導しなければいけないとともに、積極的に漁業を守り、漁場を保護し、乱獲から海洋資源を守らなければいけない、と述べた。


蔡英文主席は、漁業が盛んであれば、台湾のほかの産業も盛んだということであり、漁業を盛んにし、漁民の安全をはかり、漁場を保護していかなければならない。これは皆が一緒に協力して取り組むことが必要である、と述べた。最後に、蔡英文主席は漁民の平安無事を祈り、漁業に携わる人たちが、今日一日だけでなく、年間を通して、安全で楽しく暮らせるために、努力していくことを約束した。

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