2015年7月22日水曜日

人民解放軍が台湾攻撃の軍事演習:民進党:政権復帰後は全力で国防強化に取り組み、国家の安全と地域の安定を確保する


先日中国中央テレビで人民解放軍が台湾総統府を軍事攻撃の目的とする演習の映像を流し、それをメディアが「武力で台湾問題を解決する」ための演習と報道したことについて、民進党の鄭スポークスマンは22日、このような演習は台湾と台湾人を軍事攻撃の仮想目標とし、中国が今でも台湾に武力を使うことを諦めていない証拠である、と述べた。馬政府が誇っている最も良好な両岸関係、最も平和だと話したこの7年間、北京は一度も台湾に対する軍事準備を停止したことはなかった。

このような情勢において、民進党は、堅実な国防が両岸の平和と地域の安全安定の基礎となり、北京が台湾に対して危険な行動をとらないことにつながる、ということを国民に伝えていく、と述べた。また、民進党が来年順調に政権をとれば、国防を強化し、国防投資を増やし、国家の安全と地域の安定を確保していくと述べた。
 
北京が終始台湾に対する軍事的脅威を放棄しないことについて、鄭スポークスマンは、政権交代は民主国家の常であるというのに、中国は以前もこのように台湾を脅かした。しかしそれは全て逆効果であった。民進党は北京政府に同じ轍を踏まぬよう忠告する。台湾人の反感を買うような行為をしたり、両岸関係を傷つけ、地域の平和安定を破壊したりしないよう求める。

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