2015年8月1日土曜日

「政党は介入するべきではない」に答える。鄭スポークスマン:国民党が張本人だ。朱主席は違法な学習指導要領を撤回するよう政府に要求するべきだ。そして、臨時会議を開催して争議を解決するよう力を尽くすべきである。


国民党の朱立倫主席が、「政党は介入するべきではない」「客観的に、理性と法治のやり方で学習指導要領の争議を解決する」と言ったことについて、民主進歩党の鄭スポークスマンは、朱立倫主席の談話は、国民党こそが密室裡で学習指導要領を推進した張本人であることを忘れている。朱主席が執政党主席の責任を回避し、民意と学生の要求を無視し、国民党と民進党、社会の人々の対立をあおっているのは、遺憾なことである、と述べた。


鄭スポークスマンは、今回の学習指導要領改訂の争議は、馬政府が107年まで使用できる学習指導要領を強行に改訂しようとし、少数の政治家個人のイデオロギーを受け入れるよう学生に強要したことにある。執政党の行政団は過ちを犯しているのであり、間違いを直視したがらず、相変わらず誤った政策を不明なまま実行しようとしていることを、党主席の朱立倫は、何とか阻止する方法を考えるべきである。遺憾なことに、国民党の上から下、総統候補者から党の公職にいたるまでがひねくれて、憎しみをもって言論を操り、民進党が学生を扇動したとデマを言って、熱情のある学生を「紅衛兵」、「緑衛兵」、テロリストなどと中傷している。朱主席はこうしたことに何の反省もないばかりか、「政党は介入すべきではない」などと言っている。今回の学習指導要領の争議では、手を出したのは一方だけであり、それは国民党の手なのである。

鄭スポークスマンは、政治は人々に仕える仕事であり、政治家は社会の現実と乖離してはいけないし、民意に背いて、人々と国家に利益のない政策を行ってはいけない。7割を超える民意が学習指導要領改訂の実施延期について支持していることを直視し、国民党は深く検討しなくてはいけない。朱立倫は執政党の国会多数の党の主席として、責任をとって、正面から学生の要求に応え、違法な学習指導要領を撤回し、学生と記者の告訴を取り下げ、国民党の立法委員チームには即座に野党とのコンセンサスを築くことを求める。来週臨時会議を招集して、学習指導要領争議を終わらせ、社会の対立のもとになっている問題を解決するべきである、と述べた。

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