2016年3月16日水曜日

交流協会大橋光夫会長と面談:日本と引き続き密接なコミュニケーションをとり、台日経済貿易協力を加速させていく


民進党主席で次期総統の蔡英文は16日、日本交流協会の大橋光夫会長一行と面談した。蔡主席と大橋会長は観光のテーマと自由貿易協定について意見を交換し、将来の台日間の協力関係について話し合った。

蔡主席は先ず、大橋会長の訪台を歓迎し、今年2月の南台湾大地震のときに、日本政府がすぐに必要な協力と資金援助を行ってくれたことに感謝を述べた。日本の民間が台湾の義捐金を募ってくれたことは、台湾と日本国民の深い友情をはっきりと示すものであった、と述べた。この他、蔡主席は今月民進党の5名の県市長が日本を訪問して台湾の農産品をPRしたが、これから台湾の農産品が日本市場開拓に成功し、台日貿易関係が一層緊密になることを希望している、と述べた。台湾と日本の観光について、蔡主席は、台湾人が日本を訪れる数は年々成長しており、双方の行き来は密接になっている。今後も更に台湾の地方の県市観光の宣伝を進めて、双方の観光客の訪問回数を増加させ、両国間の観光交流を増加させていきたい、とした。

この他、双方は台日間の経済貿易協力について意見交換を行った。蔡主席は、日本側と台湾側がTPP交渉参加と自由貿易協定(FTA)などのテーマについてコミュニケーションを進め、これにより双方の経済貿易協力が加速され、台湾と日本の産業に更なる発展の機会がもたらされる事を期待している、と述べた。


大橋光夫会長の今日の民進党訪問は、日本交流協会台北事務所沼田幹夫代表と亜東関係協会の蔡明耀秘書長が同席した。民進党側は、釗燮秘書長、蕭美琴委員、国際部黄志芳主任が同席した。

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