2016年5月12日木曜日

馬総統は中央研究院院長の人選を行うつもりである。阮昭雄スポークスマン:政権交代前の最後の時に、重大な人事を急いで決定するのはよくないことだ。馬総統には慎重に考えてもらいたい。


馬英九総統が近いうちに中央研究院院長の人事を決定すると表明したことについて、民進党スポークスマンの阮昭雄は12日、中央研究院は我が国の最高学術機関であり、院長の人選は重大な人事決定である。また、中央研究院の運営にも関することだ。現在の政権は交代までわずか5日間となり、行政院も今日総辞職した。政府はこの政権交代最後の段階で、中央研究院院長のような重大な人事を急いで決定するというのは、憲政問題となるのは避けらないばかりか、社会の不必要な心配も引き起こしかねないことであり、中央研究院の崇高な名誉を傷つけることになる。馬総統には慎重に考慮してもらいたい、と述べた。


一部メディアが、次期総統の蔡英文主席が、中央研究院の廖俊智氏を人選したいと伝えたことについて、阮昭雄スポークスマンは、蔡英文主席は候補に挙がった3名に面識はなく、中央研究院院長の人選問題については、制度と手順を尊重しており、国の最高学術機関の公平性と独立を尊重している、と述べた。  

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