2016年6月12日日曜日

総統府は、馬英九前総統の出国を認めず。民進党:総統府が法に依って下した判断支持する


総統府が12日、馬英九前総統の出国を認めないと決定したことについて、民主進歩党の楊家俍スポークスマンは、民進党は総統府が法に基づき判断を下したことを支持する、と述べた。このケースは総統府の専門チームが各機関の意見参考にし、国家機密保護法32条の決まりにより、申請人と機密との関与と守秘の程度、申請人の訪問地の治安リスク評価などの関連要素により、慎重に審議されたあと、馬英九前総統の申請は認められない、との結論を出したものである。民進党は、馬前総統は国家の安全と利益を確保する観点から、理性的にこの決定を受け入れることを期待する、と述べた。


楊家俍スポークスマンは更に、今回のケースを通じて、政府部門は既に厳しく実施できる関連する審査制度を作り、これによって、国家機密保護法の立法の趣旨を実現し、国家機密保護制度を打ち立てて、国家全体の安全と利益を確保することが出来るようになった、と述べた。楊スポークスマンは、馬前総統は退任してまだ日も浅く、機密保持の程度が高く、香港地域は安全上敏感な地域であり、安全維持の難しさの程度などから考慮して、馬前総統には、急いで出国しないことを希望し、もし時間が経ってから関連する会議やスケジュールに参加したい場合は、国際的な通例を参考にして、また馬総統が過去に自分が主張したことや慣例によって、ビデオ会議などでも、同じ目的を果たすこともできるだろう、と述べた。

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