2016年10月13日木曜日

家は家であり、カジノにしてはいけない! カジノに反対する若者は故郷に帰って投票をし、澎湖島を守ろう!


澎湖島では、土曜日に第2回のカジノ建設に係る住民投票が行われる。カジノ反対馬公青年代表の蘇育徳と、地元澎湖の青年陳泳璋は13日午前、立法院で記者会見を行った。「家は家であり、カジノではない!」と強調し、若者に故郷に戻って投票しようと呼びかけた。立法委員の林靜儀、陳曼麗、玉琴及び青年部主任黃守達も会見に出席し、民進党の反カジノの立場を改めて表明した。立法委員の林靜儀、陳曼麗、玉琴は澎湖の人々に対し、子どもたちが故郷に戻ってきたときに、カジノディーラーになるしかない、という状況にならないよう、実際の投票行動でカジノ建設に反対しよう、と呼びかけた。

カジノ反対運動に参加している蘇育徳は、2009年の第一回のカジノ建設住民投票の時は、反対側は積極的な活動を行ったが、12.88%という僅差で辛勝した。カジノ推進派はその後7年間で巻き返し、この間、利権と仲間を増やして攻勢をかけ続けてきた。一方反対側は力不足で、反対の声も低くなり、メディアの注目度も減ってきた。こうして反対勢力は危険な情勢に陥っている、と指摘した。
  
地元の若者である陳泳璋は、回の住民投票とも反対に票を投じるが、今回の住民投票は国慶節の連休の後で、故郷を離れている人たちは、もしかすると再度帰省をしようと思わない心配がある、と指摘した。現行制度では、相対多数制を採用しており、投票資格の制限は殆どない。一票でも多ければ、それで勝ちとなるので、一票一票が非常に重要なのである、と述べた。

よって、カジノ反対の青年会は、1015日の情勢は緊迫しており、地元の人々に対して、ぜひ親兄弟、友人たちに投票で反対の意思を示し、澎湖を守ろうと伝えよう、と呼びかけた。「澎湖は我々の故郷である。家は家であって、カジノではない」。澎湖の将来を守るため、故郷の人に行動をとってもらうようお願いする。親しい友達に電話をし、故郷を離れている人たちに声をかけ、故郷に戻ってカジノ建設反対の一票を投じて自分たちの故郷を守ろう、と呼びかけた。

青年部の黃守達主任は、民進党青年部は地元の青年たちへ協力を呼びかけるほか、澎湖県民進党支部は既に2000余りのメッセージを送った。今日は朝から陳慧玲澎湖県議員も反カジノのメッセージを送ったが、民進党員は友人たちに、公民投票の日には反対票を投じるよう呼びかけるようお願いする。民進党の立場は昨日蔡英文主席が中央常務委員会で話したとおりであり、一貫して澎湖でのカジノ建設に反対している。この立場はこれまで一度も変わっていない。行政院も、「カジノ建設が地方発展の唯一の道ではない」との立場をとっている、と述べた。


黃守達青年部主任は、澎湖の持続的な発展は独特の歴史や文化、特色ある地理環境、そして豊富で多元的な生態の資産を基に進めていくべきである。民進党は中央から地方まで、行動でもって全力で澎湖島の自然環境を守っていく。地元澎湖の人々、そして故郷を離れている人々は帰省して投票し、澎湖の次の世代の子どもたちが健康に成長していける環境を与えて欲しい、と述べた。

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