2016年11月2日水曜日

民主進歩党第17期第12回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は2日第17期第12回中央常務委員会を開催した。林佳龍台中市長を招き「台中東アジア青年運動大会」について報告を行ってもらった。会議終了後の蔡英文主席の指示は以下の通り。

台中市長の報告に感謝します。これは台湾の歴史始まって以来の、最初のオリンピック公認の試合の開催であり、我々は台中市の努力を評価するとともに、この成功を嬉しく誇りに思います。しかし、今後は更に多くのことをやっていかなければなりません。

まず台中市は過去に多くの国際的な競技を開催してきた経験を持っており、今回の東アジア青年運動大会は、台中市にとっては特に大きなイベントです。そしてまた、台中市が都市の包容力と自信を国際的にアピールするチャンスでもあります。林市長と市政府の皆さん、民間団体が共に協力し、この大会の開催を順調に進めていくことができると信じています。そして台中市が引き続き、アジア競技大会を開催するという目的に邁進していくことを希望しています。

台中市の競技場の建設に関して、また関連する要求事項については、中央が適切な協力と計画を行う必要があります。体育大学と関連する企業の支持の下で、政府と民間が共に手を携えて努力し、このイベントの素晴らしさを見せていきましょう。

私はこれまでも話しましたが体育運動を国家の重要な戦略にします。執政後全力で競技と国民運動の発展に力を尽くしていきます。体育はレジャーと産業の面だけでなく、国民が一緒にアイデンティティと名誉感を共有できるものです。体育は国家の競争力であり、今回青年が一同に介する機会に、我々は台中市と台湾の若者の活力が発揮され、都市のしっかりとした計画のもとで、東アジアの文化の交流を推進し、若者のスポーツ精神を養い、体育に強い国造りと言う体育立国の目標を達成したいと思います。

このほか蔡至文主席の会議での挨拶全文は以下の通り。
我々の政権は多くのことをやらなければいけません。全てを一つ一つ克服しなくてはいけません。確かに時々事が混沌としているもあり、時には野党だった時の仲間が、現在は突然違った立場となってしまったり、こういう複雑な心境は、皆さんも経験しているでしょう。しかし、今政権を取ったからには、私たちの最も重要な事はこの国が前進するエネルギーと社会の力を集めることを考えることであり、これが私たち政権を担う者の責任だということです。
よって、どんなに難しくても、どんなにプレッシャーがあっても、我々は共同で未来を担っていくことを希望しています。しかし皆さんがこの過程で、辛抱強くあってほしいし、方向を見失ったりしないようにしてほしいのです。現在はプレッシャーが最も多い時でしょうし、社会の我々の見る目が最も厳しい時でしょう。政権の初期と言うのはビジョンと将来の様々な期待に溢れている時です。正式に国家を導くようになってからは、様々な困難がでてきます。しかし今こそ我々がそれらの問題に対応したり解決したりする本当の勝負の時なのです。


我々が直面しているのは困難な挑戦ですが、重要なのは辛抱強く、方向を間違えず、皆で団結することです。執政は皆の共同の約束、責任です。執政のプレッシャーとあらゆる困難に、我々は一緒に立ち向かっていくことです。今こそ、団結が非常に重要です。この時に、党は団結し、皆さんもこの党のために、この国家のために、最善の配慮をしていこうではないですか。

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