2013年12月18日水曜日

世論調査による馬政府・年末施政評価-7割の人が馬総統を不合格とし、馬総統の平均点数は僅か39点


民主進歩党の林俊憲スポークスマンは18日、馬政府の2013年年末施政評価世論調査の結果を発表した。民進党世論調査センターが実施した最新の世論調査は、馬政府の年末評価を0100点で評価するものであり、その中で馬英九総統個人の執政評価の平均はわずか39点で、この数字は単位を落としたというだけでなく、再テストの機会さえない点数だとした。同様に不合格だったのは、江宜樺行政院長で、平均が42点、民進党以外の執政県市長は57点、民進党の執政県市長だけが平均69点であった。(*60点未満が不合格)

林スポークスマンは、馬総統は7割もの人に不合格だと評価され、調査対象者で馬総統は0点であるとした者は21.7%もいた。人々の馬総統に対する不満の大きさがはっきりと分かる結果である。性別で見ると、男性で馬総統を0点としたのは28.3%であり、女性の15.2%よりも13%も多い。地区ごとで見てみると、驚いたことに、民進党執政の雲嘉南地区以外、馬総統に最も不満な地域は、総統が以前台北市長を務めていた台北の市民であり、24.4%もの調査対象者が馬総統に0点の評価を与えた。
 
林俊憲スポークスマンは、民進党の執政県市の首長平均合格率は8割以上に及ぶが、国民党はわずか6割であり、2割の差が開いている。その他、馬政府の施政平均点数は、両岸関係、人権保障、教育、外交、国家主権の擁護、汚職の取り締まり、経済発展、物価の安定、貧富格差の縮小、食品安全10項目において、どれも合格がなかった。林スポークスマンは、馬政府の各政策はどれも不合格であり、総統が最も自信を持っている両岸関係でさえも合格点に至らず、人々の不満の深さがわかるであろう、と述べた。そして、馬総統の執政成績は見るに忍びないものであり、総統には人々の生活の苦しみを理解し、自惚れることがないようにしてもらいたい、と述べた。
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