2013年3月10日日曜日

チベット蜂起追悼デモ、蘇主席は迫害の被害者へ声援を送ることを呼びかけ


民進党蘇貞昌主席は10日午後、「雪国が燃えている。チベットに自由を」と題したチベット蜂起54周年デモに参加した。主席と会場の来賓、民衆は一斉に民主自由を守る決心を宣言した。そして、国民に、互いに声援と激励を送り、迫害の被害者を迫害者の手中から解放させようと協力を求めた。

 
今年は、中共がチベットを侵略し、精神的指導者であるダライラマが亡命して54年目となる。在台のチベット人と台湾チベット友の会などの人権団体が、共同で発起人となり台北市東区でデモ活動を行った。蘇主席は挨拶で、台湾人民は過去国民党の一党独裁時代に高圧的な統治を受け、多くの民主の先人たちが、人権、自由を獲得するために奮闘してきた。鄭南榕の民主の闘士が焼身自殺を遂げたような志は、非常に感動と尊敬を呼んでいる。近年次々と百名を超えるチベット人が自由を求めて焼身自殺をしており、これは非常に悲しく辛いことだ。主席は世界各国に身を挺して、自由民主を獲得しようとしているチベット人に激励を送って欲しいと呼びかけた。 

蘇主席は現場の群集に向かって、高らかに「Free Tibet!」と呼びかけ、チベット人が民主、自由を求める決心を応援する事を宣言した。主席は、台湾の社会は今なお不正義なところがあり、皆は互いに応援しあい、迫害の被害者が解放される手助けをしようと述べた。

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