2014年5月14日水曜日

「馬総統のグリーンカード(米国永住権)は有効である」。吳釗燮:馬英九は国民にはっきり説明するべきだ


馬総統はアメリカに確定申告をしなければいけないという週刊誌の報道について、民主進歩党の林俊憲スポークスマンは14日午前、以下のように述べた。週刊誌はアメリカ合衆国内国歳入庁(米国国税局)からの返答に基づいて報道したもので、この中ではっきりと示されていることは、馬英急は米国政府に確定申告と納税の義務があるということであり、我国の総統が他の国に税金を納める必要があるということは国際的な笑い話である、と述べた。林スポークスマンは、馬総統が以前、グリーンカードは既に失効していると宣言したが、今回は勇気を持ってこの件について、国民に自らはっきり説明するべきである、と述べた。 

民進党政策会釗燮執行長は、馬英九は、人々が疑問に思っている下の3つの事項について回答するべきだ、と述べた。 

1.アメリカ国税局による追徴課税と納税の通知書を受け取ったら、総統は納税するのか?

2.馬総統は何度も、自分のグリーンカードは失効したと説明してきた。しかし、米国国税局(IRS)がはっきりと説明するところによれば、グリーンカードの失効は、「書面で米国移民局(USCIS)に赴き、自ら放棄を宣告する」、「移民身分が米国移民局の行政処分によって停止される」、「移民の身分が、米国連邦裁判所の判決によって停止される」の3原則しかない、という。よって、馬英九の言う「自動失効」という説明はこの3つのどの原則にも合致しない。米国国税局が馬総統のグリーンカードが有効だと文書で示すなら、馬英九ははっきりと、一体自分がどの条件に一致しているのか説明するべきである。  

3.2008年馬政府が政権の座についた時、多くの政務官が他国の永住居留権を放棄した。外交部長の歐鴻鍊、國安會諮詢委員詹滿容、經建會主委陳添枝、體委會主委戴遐齡、總統府副秘書長高朗、國安會副秘書長何思因、國安會秘書長蘇起など、これらの政務官は申請によって永住権を失効させた。なぜ、馬総統だけが同じようなやり方をせず、「自動失効」が可能なのか? 

釗燮は、馬英九は総統の身分で、自分の永住権の問題と永住権が有効か否かをはっきり説明していない。今米国国税局に納税の必要を暴かれたならば、馬英九は台湾を笑いものにすることになる。馬英九のグリーンカードの問題は疑問が多く、馬英九は自らこの件について説明し、新聞で声明文書を出すだけで、逃げようとする態度をとるべきではない。 

林俊憲スポークスマンは、馬英九は終止人民を騙し続けるという姿勢であり、2008年の総統選挙でグリーンカードの保持が暴露されたときには、先ずすぐに否定し、後には「自動失効」と強引に言いかえた。しかし米国国税局はそのようなことを認めていない。馬英九は人々の票と期待を裏切り、一体どのように国民に謝罪できるというのだろうか。

 
 
 
 
 

 


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