2014年10月30日木曜日

3.3万トンの悪質な油の行方について、政府ははっきりと説明するべきだ。


台湾に入ったベトナムの劣悪な油3.3萬トンの流通ルートが行方不明であることについて、馬政府は月末までに調査結果を公表するとしたが、民進党の黃帝穎スポークスマンは30日、馬総統は頂新の黒心油の政治的圧力によって、食品安全事務室を作ると宣言し、民進党の立法委員は馬政府に対し3.3万トンのベトナムから輸入した劣悪な油の流通ルートを公表するよう要求し、これに対し衛生福利部食品薬物管理署代理署長の姜郁美は、月末前に結果を公表するといった。つまり、明日31日が劣悪油の流通を公表する最後の期限であり、人々の馬政府に対する我慢の限界でもある。もし馬政府が最も基本的な食品安全についてこの約束を破るのなら、政治の責任を取る必要があり、国民に謝罪し、江宜樺は責任をとって辞任するべきである。

黃帝穎スポークスマンは、人々の食の安全は政府の責任であるが、誰もが馬政府は頂新をかばって、人々に1年以上も悪質な油を食べさせていたと疑っている。更に問題なことには、頂新のほかに、2010年から現在まで、台湾の15の業者がベトナムの大幸福油会社からの購入記録があることだ。馬総統は食品安全事務室に部門を越えた食品安全管理の仕事に責任を持たせるといったのであり、食品安全事務室はこの15の業者の商品で、まだ販売されているものがあるかどうか、説明をするべきである。人々は悪質な油を口にする危険があり、政府は監督の責任を負い、「月末」の馬政府が劣悪な油の流通を公表する最後の期限は、人々が馬政府に対する我慢の限界でもあるのである。


黄スポークスマンは、人々は既に馬英九と江宜樺はもうたくさんだと思っている。大多数の台湾人は頂新の悪質油を食べてしまっている。しかし馬総統は頂新の魏應充に工商後援会副総会長の任命書を自ら手渡し、頂新の油は「補薬」だといい、頂新の預託証券の手数料525万元を国民党の政治献金に寄付したが、それも行方不明である。行政院長の江宜樺は先月、頂新の黒心油を「食べることが出来る」と保証したが、人々は馬政府と頂新の金権関係に我慢し続けることは出来ず、もし最も基本的な食の安全の監督もできないならば、そして劣悪な油の流通ルートを公表するという約束を破るのなら、馬総統と江宜樺行政院長は出処進退を明らかにするべきである。

Share/Bookmark

0 コメント:

コメントを投稿