2015年3月17日火曜日

国民党系シンクタンクの学者が捏造!鄭運鵬スポークスマン:陳一新は民進党と社会に対して謝罪するべきである


国民党系のシンクタンク「国家政策基金会」の学者である陳一新が今日「アメリカは蔡英文の小細工を見破っている」という投書をメディアに発表した。これは、先週アメリカ下院議員訪問団についての話を捏造したものであった。民主進歩党の鄭運鵬スポークスマンは17日、この投書の内容はすべてが嘘で、陳一新は学術倫理を無視し、誤った情報を捏造し、世論を操作しようとして、アメリカと台湾の相互信頼関係に傷を与えた。民進党はこれについて厳しく非難するとともに、陳一新に対し民進党と社会に公に謝罪することを要求する。

鄭スポークスマンは、国民党シンクタンクの学者陳一新の投書は、エド・ロイス下院外交委員長が会議の中で、「台湾が東アジア地域包括的経済連携に参加したいのなら、なぜひまわり運動を支持するのか?」などと言ったという内容である。鄭スポークスマンは、これは完全にお粗末な嘘で、アメリカに関連する仕事をしたことのある人間であればだれでもがわかることだ。ひまわり学生運動の期間、アメリカ国会はエド・ロイスを含む多くの上院・下院議員が支持を表明した。エド・ロイス議員はこの期間何度も、リスクを分散させるため台湾がTPPに加入することを支持している。国民党シンクタンクの学者陳一新の投稿の中で他にも彼が言う「秘密会議」の内容は更に全くの創作である。

鄭スポークスマンは、陳一新は「アメリカ研究所」の教授の身分でありながら、アメリカの仕事については無知であり専門性もない。明らかに訪問団一行のことを知らず学術倫理に反しており、捏造で嘘をいい、学者の恥である。鄭スポークスマンは、陳一新は権威時代からずっとこのようなやり方をしてきたかもしれないが、今は民主主義の時代である。台湾社会はこのようなイデオロギーでものを言うようなことや、分別がなく国家利益を考えない人間を受け入れることはできない。最近は様々「海外の人」などと、時に匿名で、時に名乗りながら、言いたい放題を言っているものがいる。これは内部の対立をあおるばかりか、対外的にも台湾と国際社会の信頼関係に傷をつけるものである。


鄭スポークスマンは、民主政治は、政党競争は免れないが、外に対しては国家利益を重視し、与野党一致するべきである。陳一新などの言論に対しては、民進党は厳しく非難をするとともに、陳一新の民進党と台湾社会に対する公の謝罪を要求する、と述べた。

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