2017年2月8日水曜日

民主進歩党第17期第24回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は8日、第17期第24回中央常務委員会を開催した。台北市議員童仲彦の家庭暴力事件について、中央常務委員が行った聞き取り調査の報告の後、本案は中央評議委員会に送られることになり、除名処分がよいだろうとの提案が出た。そのほか、桃園市議員の張火爐の恐喝疑いが民進党のイメージを損ねている件についても中央評議委員会に送られ話し合いがされることになった。この他、会議では雲林の李進勇県長が「ランタンの観賞 雲林県をライトアップ」をテーマに報告を行った。会議の前には蔡英文主席と中央常務委員メンバーが「幸せなニワトリ」のミニランタンを手に持ち、2017年のランタンフェスティバルの宣伝を行った。

蔡英文主席の挨拶全文は以下の通り。

各メディアの皆さん、民進党の皆さん、こんにちは。

2001年に民進党が初めて政権を執った時に、台湾のランタンフェスティバルは初めて台北以外のところで開催されるようになり、それから毎年異なる県市が開催地を受け持つことになりました。今年2017年は、台湾のランタンフェスティバルはついに「ランタンの故郷」、雲林県に戻ってきました。

雲林の「北港元宵ランタン会」は、60年以上の歴史があり、地元の人々にとって大事な行事になっています。雲林の機械仕掛けの大型ランタンコンテストは、独特のステージカーの文化を創造しています。

今年は、交通部の観光局と雲林県が協力しあって、李進勇県長が国民に一味違った台湾のランタンをお見せすることになるでしょう。

今年のランタンは、地元の伝統的なもののほか、多元的な文化のイノベーションを兼ね備えたものになります。客家と原住民のランタンを紹介する場所が設けられるほか、初めて新住民のランランが飾られます。新住民の皆さんぜひ一緒に参加して、台湾に根付いて奮闘している努力を、多くの人たちに見てもらいましょう。

皆さんもご存じのように、雲林は台湾の重要な農業の県です。そしてまた、積極的に自然エネルギーを展開している県です。今回ランタンの更に重要な精神は、「大地に優しく」です。つまりこれは、雲林がこれまでの伝統的な「農業の中心都市」であるばかりでなく、更にはイノベーションの「自然エネルギー中心都市」であるということを示しています。

雲林県は非常に詳細な計画を立てています。この2つのゆるキャラはどちらも雲のような髪形をしていて、すぐに雲林のゆるキャラだということががわかるでしょう。

211日の元宵節の当日は、私は李県長とともにランタンに点灯します。皆さんもどうぞ一緒に雲林県に来てください。伝統とイノベーションと多元的な、本物の台湾のランタンを見に来てください。皆さん、ありがとうございます。


このほか、中央常務委員会では2018年の中央選挙対策委員会の提案が採択された。苗栗県議長の補欠選挙について、選挙対策委員会は苗栗県議会の民進党団が補欠選に一致して投票することを求める、と採択された。また、呂子昌國策顧問を民進党の中華民国農業理事長の候補者に推薦することが決まった。

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